UP GARAGE MAGAZINE32号(2013年9月発行)より転載
夏の間、旅行や帰省に活躍してくれたクルマをキレイに洗車してあげましょう。砂やホコリ、虫の跡を残したままにしておくと塗装劣化の原因になるし、何よりキレイなクルマに乗るのは気持ちいいですよね。
炎天下ではボディの鉄板が熱されていますが、この状態でシャンプーやコーティング剤を使うと、水分だけすぐに蒸発してしみを作ることがあります。日陰があればよいのですが、無理な時は十分に水をかけてボディの熱を取るか、午前中や夕方などの時間帯を選びます。
ホースの先をつまんだり、高圧洗浄機を使って勢いよく水をかけ砂や泥、ホコリなどを飛ばします。これをしないでボディを擦ると、紙ヤスリをかけているようなものですから洗車傷の原因になります。できればスポンジやタオルで軽くなでるとより汚れが落ちます。
直接ボディにシャンプーをかけずに、シャンプーを空のバケツに入れ水を勢いよく注いで泡立てます。で、湿らせたスポンジに泡を取ってやさしく滑らせるように洗います。水アカなど汚れのひどいところはシャンプーを濃いめに付けて多少力を入れても大丈夫です。
水をかける時もそうですが、水と一緒に汚れも下に流れるので当然屋根から洗います。屋根→窓→ボンネット・トランク→フェンダー→ドア→バンパーの順に作業します。タイヤ・ホイールは最初でも最後でもかまいませんが、使うスポンジはボディ用とは分けます。
ボディを洗っている時にはスポンジも汚れます。ボディを洗えば、細かな汚れがスポンジに目詰まりするので、ボディを傷つける原因になります。なので時々バケツの水の中で、もみ洗いをして汚れを落とします。
特に白いボディだと気になる水アカ。スポンジに少しだけシャンプーを付けて、部分的にこすります。ほうっておくとますますこびり付いて、シャンプー程度では落ちなくなることがあります。
一見キレイなようでも、このクリーナーを吹き付けてしばらく待つと…。汚れがあると紫色に変わり教えてくれます。後は付属のスポンジでこするだけ。お手軽にキレイになります。
雨滴がついたサイドミラーは最悪!でも掃除の後にこの除去剤を吹き付けるだけでジャマな水滴を寄せ付けません。
ワックスのカスがモールなどの隙間に詰まると意外と気になりますよね。こんな時は古い歯ブラシや面棒の出番です。細部を仕上げるとかなりスッキリしますね。
車内にはたばこの臭いを始め、色々な臭いがこもりやすいもの。この嫌なにおいを消してくれるのがこのスプレー。仕上げにシートや内張りなどにまんべんなく吹きかけておきましょう。
アップガレージでは洗車用のグッズなど消耗品も沢山ご用意。各店舗ごと、時期によっても品揃えが多少変わります。また、どこの店舗でもこれだけの種類があるわけではありません。