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UP GARAGE MAGAZINE29号(2012年10月発行)より転載

ライダース カスタムバイク自慢

アップガレージが4輪だけではないことは知っているよね。アップガレージにはライダースというバイク乗りには強い味方の専門店がある。そんな専門店に通うオーナー達も紹介しようというのがこのコーナーなのだ。

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KAWASAKI ZRX1100

ZRX1100は1997年発売開始。先に発売されていたZRX400の人気と、リッターバイクを望む要望に応えて発売に至った。
エンジンはZZ-R1100やGPZ1100をベースに改良され、低中速を重視した扱いやすい特性となった。
フレームは新設計のダブルクレードルフレームで軽量・高剛性化。このクラスとしては軽量コンパクトなボディでスポーツバイクとして高い評価を受けた。

鈴鹿8耐でBMWチームをサポート
でも大のカワサキファンでZRX1100を自分でオーバーホール

Q&A

ちょっと前のカワサキですが?
19歳の頃、通勤用に免許を取って乗り始めたら面白くてそのままハマってしまった。結婚などで途中10年くらいブランクがありますが、また乗りたいなと思い昔のバイク仲間に相談したらこのバイクがあったんです。レースに使っていたのでけっこうパーツが換えてあった。
独身時代はZZR1200、VF1000やZ750のFX-Ⅲ などに乗っていましたが、FX-Ⅲは乗りやすかったですからね。パワーはなかったけどオールマイティに速かった。で、また古めのバイクを探した時にパワーは欲しいのでZRX1100に決めたんです。
古いバイクだとメンテナンスが大変では?
パーツはかなり換えましたが、この頃のカワサキはエンジンの基本設計が変わらないので、流用の利くパーツが多いんです。エンジンはニンジャの900からこの1100まで基本的に共通だし。またHPにパーツリストが全部出るのでレストアのプランを立てやすいんですね。
このバイクはパーツ交換というより、バラしてオーバーホールですね。すべて自分でやりましたが、週末にコツコツとやってますよ。エンドカバーの塗装も自分でやりました。今まで2年くらいかけてエンジン以外はすべてバラしてます。
後はマスターシリンダーをぼちぼちオーバーホールしたいと思ってます。エンジンもZZRのものを含めいくつかあるので、パーツを組み合わせて1つ作り たいんですが、若い頃のように一気にはできませんね。
アップガレージとは?
ミニバイクの耐久レースなどで縁があって、それでちょくちょく来ます。お店は、わけありコーナーが面白いですよね。パーツを見れる人、分かる人は 楽しみながら探せるでしょう。宝になるかゴミになるかはその人次第だけど、知識があれば、パーツを見るとどう使うかが頭に浮かぶんです。
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ハンドルは自分で付け換えたノジマ。

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タンクのカラーリングも変更したが、さすがに塗装は専門業者に依頼。

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マフラーもノジマ製。

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ラジエターを交換。

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リヤサス、スイングアーム、バックステップの交換は自分で行った。

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キャブはケイヒンに変え、エアクリーナも交換。エンドカバーは自分でチタンカラーに塗装。

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ブレンボのキャリパーをつけ、ホイールはマ―ビックのマグホイール。

オーナー プロフィール

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白井基喜さん(蒲郡市)

このZRXを2年間もかけてオーバーホールした白井さんだが、もし換えるならカワサキのニューモデルZX-14Rや、レースを手伝っているBMWのS1000に関心があると言う。

 

取材実施店

ライダース名古屋中川店

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愛知県名古屋市中川区昭和橋通3-3

TEL:052-369-1819

ライダース名古屋中川店は国道1号線沿いにあり、4輪パーツの名古屋中川店と隣り合うアップガレージの集中エリア。1号線沿いにある中古車買い取りのアップルが目印になる。店内はトイレやキッズコーナーなどを改装し、家族で来店してもゆっくりパーツ探しができるようになった。現在はパーツの買取りを強化中なので、「こんなパーツは?」などと考える前に持ち込んでみよう。お宝に化けるかも。

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丹内フロアマネージャー
※ 2012年10月現在

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1階の中古バイク展示コーナー。取材中にも1台売れてしまった。

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低価格帯のスクーターも1階展示スペースに。

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キャブレターなど、お値段の高いパーツはショーケースにあります。

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力を入れているサスパーツのコーナー。



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