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UP GARAGE MAGAZINE29号(2012年10月発行)より転載

クルマ自分流

カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記

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SILVIA (S15) & CHASER (JZX100)

ニッサン シルビア & トヨタ チェイサー

学ドリ優勝・準優勝者も出た NATSのドリフト友達の輪

学ドリ2012年東日本大会で優勝の田口君、準優勝の高橋君

今回は、学ドリ(全日本学生ドリフト王座決定戦)東日本大会で2011年、2012年の2年連続優勝という輝かしい実績を持つ田口君と、その愉快な仲間達(失礼)を訪ねました。田口君はドリ天の今年10月号の表紙にも登場した学ドリ界の有名人。5人は日本自動車大学校(NATS)の学生で、学年は違うけどドリフトつながりの友人達。

それぞれドリフトを始めたきっかけを聞いてみると、「子供のころからクルマは好きで、D1メカニックの父親に付いて行き、ドリフトを見たことからやってみたいと思うようになった」(渡辺君)「小学校の頃、父親の友人のドリフトを見に行き、同乗させてもらったことがキッカケ」(田口君)と親の影響が大きかった二人。

「北海道の冬は、雪道だと角を曲がるとドリフトになるから、それでかな」(馬場君)と言う横で「オレの人生の構想にはドリフトは無かった。この学校に入学してから馬場君に引きずり込まれた。」と語るのは高橋君。またネットの動画を見て興味を持ったのは小林君で、始めたのは免許を取って学校に入ってから。

彼らは学業とドリフトを両立させるためにアルバイトで苦労している様子。みんなから"セレブ"と呼ばれる高橋君は事情が違うようだが、たとえば馬場君は朝4時から運送会社で仕事して9時から学校へ。終業後は5時からまたバイトに向かうという。それで練習の費用やパーツ代を稼いでいるのだ。だから「社会人1年生の人より稼いでいるのに、食事はご飯とモヤシみたいなこともある(笑)」(馬場君)や、「飲食店でバイトしてるから昼の授業がつらい」(田口君)まで、人生をかけていると言ってもいいくらい筋金入りのドリフト好き。

こんな彼らだけに、将来は「親に高い学費を出してもらって勉強しているし、できればクルマ関連の仕事に就きたい」(田口君)のは当然の成り行き。3年生の馬場君はいち早くディーラに内定したと言うが、応援したくなりますね。

アップガレージについては、「昨年も今年も商品券をいただいたのでネットで商品を見ましたが、タービンが普通に売ってるし、こんなのまでというくらい色んなパーツが並んでた」と間口の広さに驚く田口君や、「アップガレージは店ごとに品物が違うから、行く時は必ず何店舗か回る」高橋君の意見に集約されそう。馬場君は北海道時代にパーツを売りに行ってくれたそうです。田口君と馬場君は同じ板金屋さんでクルマを作っているが、そこの社長さんにかわいがられ会社のチームにも加入。「いい人に巡り合ったから続けていられると思うんです」との言葉が印象的でした。

田口君(2年)

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クルマは父親がドリフトをやるために買ったS15シルビア。東日本大会2年連続優勝の他に2012年統一戦でも準優勝。マシンは380ps。

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田口君のリヤはぶつかったばかりの状態。追走の練習をしようとして当たったとか。

渡辺君(2年)

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クルマは父親から譲り受けたS15シルビア。コンビニでバイトしながらドリフトまっしぐら。現在300ps。

高橋君(3年)

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無難な人生を送る予定が、馬場君にドリフトに引きずり込まれた。でも2012年東日本大会で準優勝。マシンは抑え目でも440ps。

馬場君(3年)

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90を2台乗り継ぎ6万円の100系チェイサ―に。田口君と共に板金屋さんのドリフトチームに所属。現在450ps。

小林君(3年)

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取材日は付き添い(?)で参加。やはりコンビニでバイトしながらドリフトに励んでいる。



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