UP GARAGE MAGAZINE37号(2015年1月発行)より転載
アップガレージ店でもライダース店でも、お店の一角にある「わけあり」パーツコーナー。知る人ぞ知る人気のコーナーなのですが、一体どのような「わけ」があるのでしょうか?
通常のアップガレージ商品には保証がついていますが、わけあり商品はその特性上保証はつきません。また返品もできないので事前によくご検討のうえご購入ください。
(注)記事中でご紹介しているパーツは2014年12月末時点の在庫です。すでに売り切れとなっている場合もありますのでご了承ください。
見た目は傷もなく程度がよさそうなのに…。ナビを始めオーディオなど色々ありますが、これらは機能チェックができないために「わけあり」に。たとえばオーディオはケーブル類が車体側についているとテストできません。つまり環境がないために「未チェック」品となり、わけありコーナーに並ぶのです。知識と経験のある人にはお得ですね。
社外品のナビを取り付けるためにパネルごと外した純正オーディオなど。たとえ未使用に近い状態でも、適合する車種が限られているので一般的なパーツとしては売りにくいのです。買う人が限定されてしまうので、同じ理由で輸入車のパーツなどもわけありコーナーに。タイミングが合えば、中古とはいえディーラーで買う数分の一以下の値段で掘り出し物を見つけられます。
代表的なのはタイヤやホイールです。4本で一組なのに数がそろわないために、やむなくわけありコーナーに並べられます。たとえば一組のホイールの何本かに大きな傷があると、それは商品にならないので、残りがわけありコーナーに並ぶのです。タイヤ付きホイールなどドリフトの練習用にぴったりかも。
オーディオユニットでCDはOKだけどMDがダメとか、機能の一部が使えない場合が該当します。これらの商品は使う目的がはっきりしていて、CDが聞ければよいと割り切れる人にはお得な買い物になります。なかには営業車に付けるからラジオで交通情報が聞ければOKという人や、自分で直して使う前提で故障したナビを買う人もいるとか。腕に自信のある人には楽しいコーナーですね。
お店に行く時間がなかったり、いつものお店にはピッタリのものがない場合はアップガレージのHPから探せます。HP上部の「買いたい」タブに「わけあり」があるので、これを利用すれば居ながらにしてパーツ探しができちゃいます。