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UP GARAGE MAGAZINE37号(2015年1月発行)より転載

ワイド特集Part3 オートサロン出展車両大公開

年の初めのビッグイベントである東京オートサロンは、今年も幕張メッセに多くの来場者を集め開催された。アップガレージも「カスタムの架け橋」をテーマに出展し多くの方にご来場いただいたので、その内容をPart1~3に分けてご紹介します。

クルマ自分流

愛車"カイゾウ"コミュニティCrooooberで2015年オートサロン出展車両を募集したが、多数の応募のなか見事1位に輝いたのがこのアリストなのだ。

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TOYOTA ARISTO V300 (1997年~)

小島幹大さん(埼玉県さいたま市)

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お名前は「みきおお」と読む珍しい命名は、おじいさんが付けられた。クルマよりファッションに興味があったが今は逆転してしまったとのこと。

 

戦闘機がコンセプトの16アリスト 名付けて"ステルスファイターアリスト"

Crooooberにご応募いただいた4輪部門で、人気投票1位になったのが今回ご紹介するアリスト。ステルスファイターの名前の通り、ノーマルのアリストとは全く違う雰囲気を漂わせるコワモテのクルマだ。

オーナーの小島さんによると「もともとスポーツカーが好きでNSXやRX-7など」を乗り継いだが、「セダンに乗りたくなってクルマ屋さんに行った時、たまたまアリストを見て高級感があることろを気にいって購入」。初めは、「弱点のブレーキを変えようと思っていたらこうなっちゃった」という。その後は、あるきっかけでチームに加入したこともあり、どんどんエスカレート。気付いたら国産の高級車1台分くらいをつぎ込んでいたんです!

特に注目はフロント回り。ボンネットはFRPのワンオフ、フロントのスポイラーなどはすべてワンオフで製作。アップガレージもお役に立っており、購入したパーツを組み込んであります。

「タワーバーはTRD製で、もう生産中止のパーツなので見つけた時はうれしかったし、エアクリーナーは新品じゃ高くて手が出なかったけど、中古ならお買い得価格なので、じゃあ買っちゃえと」。

ドレスアップのコンセプトは戦闘機とのことだが、「ファッションも時計を始めミリタリー系で揃えているので、その延長線上でクルマをいじったら人と差別化できる」と思ってのこと。ただ、ここまでやると目立ち過ぎて、普段は軽カーを足にしている。イベントにはアリストで自走して行くが、「高速のSAに入ると子供に笑われますね。指をさして『わー』ってなる。ガンダムの親戚みたいに見られてるんでしょう。女性受けはしないけど子供受けはする(笑)」。そう、昨年のあいドリでは空振りだったそうですが、今年もあるので、ぜひリベンジしてください。

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オーバーヘッドコンソールにはトグルスイッチが。

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ミサイル発射ボタンのようなシフトノブのスイッチでエンジン始動。

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特徴的なのが頭上のスクリーン。ステアリングはスパルコ製。

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タワーバーやエアクリーナーはアップガレージで。エンジンはノーマル。

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ワンオフのFRPボンネット。軽すぎるので飛ばないようにストッパーを追加。

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ホイールはWORK製の19インチ。フロント9J、リヤ10J。

ライダース カスタムバイク自慢

Croooober出展車両の2輪部門に応募した中で見事1位になったのがこのカワサキゼファー。一流ブランドのパーツがてんこ盛りのスペシャルバージョンです。

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KAWASAKI ZEPHYR1100(1992年~)

400ccで1989年にデビューしたゼファーシリーズに、1992年に加わったのがこの1100である。特徴的なノンカウル、パイプ鋼管フレーム、丸目1灯ヘッドライトなどを始め、並列4気筒エンジンや2本リヤサスを受け継ぐ。1990年には750が追加されている。

横山英樹さん(茨城県東茨城郡)

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バイク仲間でSMOKER'Sというチームを作っている。名前の通りタバコつながりで集まったチームだが、今や何人もが禁煙中(笑)だとか。

 

ネイキッドと空冷エンジンが気にいって2台乗り継いでいるカワサキゼファー

このゼファーも半端ではないカスタマイズが施されていますが、どちらかというと大人のカスタマイズの雰囲気濃厚。いいパーツを使っているんです。

オーナーの横山さんは子供のころからのバイク好き。「16歳になる前から乗りたくて仕方なかったですね。兄がバイクに乗っていたので、その影響もあったんでしょう」。で、16歳になると早速免許を取得し「最初はスクーターでした。バイクを買ったのは二十歳のころ、ヤマハのFZRでした」。これで峠を走るなど修行したが、「'92年にゼファー1100が発表されると同時に購入。決め手はネイキッドとこのクラスでは珍しい空冷エンジンの組合せ」とのこと。「パワーが全然違いました。でも、しばらくのると慣れてしまって、さらにパワーが欲しくなりましたね」。

実は最初のゼファーは5年前に事故で全損になってしまったが、再び'94年式を探して購入。「使えるパーツを移植して、さらに追加して今の形に」なった。交換したり追加したパーツは膨大な量になる。目を引くタンクのカラーリングは自分で考えて塗装してもらったオリジナル。もちろんアップガレージもご利用いただき、良く行くのは水戸店とのこと。

これまでにかけた費用は車体抜きで300万円くらいにはなる。「奥さんは特に何も言わないけど、ここまでやったら売れないねって言ってます」。大事に乗りたいバイクだが、「最近ちょっと気になるのは新発売のニンジャH2R。まだ動画でしか見ていないけど、レーサーそのものみたいな走り。これが欲しくてたまらないんですよ(笑)」

家族でツーリングに行けるからと奥さんにバイクの免許を勧めているところ。「小学生の息子は、将来白バイ隊員になって父ちゃんを捕まえるって言ってます(笑)」。白バイはともかく、親子でツーリングに行ける日が楽しみですね。

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(左)ブレーキは定番ブレンボ、ホイールはマルケジーニ。(右)フロントフォークはスズキR1000の流用。

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大型バイクには珍しい空冷エンジンがゼファーの魅力。

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キャブレターはヨシムラのTMR-MJN。

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スイングアームはオーバー製、強化アームが目立ちます。

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マフラーはテックサーフ、社外サイレンサーを組み合わせた。



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