UP GARAGE MAGAZINE37号(2015年1月発行)より転載
年の初めのビッグイベントである東京オートサロンは、今年も幕張メッセに多くの来場者を集め開催された。アップガレージも「カスタムの架け橋」をテーマに出展し多くの方にご来場いただいたので、その内容をPart1~3に分けてご紹介します。
10日(土)と11日(日)に、それぞれTeam UPGARAGEのドライバー、監督と特別ゲストによるトークショーが行われた。トークの前に10日には「JAPAN CAR AWARD」の発表、11日には「いかちぃカー・オブ・ザ・イヤー」の紹介と発表が あったが、この時点でトークは蛇行状態に。
続いて2014年シーズンの振り返りになったが、勝てば勝ったで、負ければ負けたで「ミスジャッジのせいだ」と横やりが入り観客の笑いを誘っていた。
2014年は開幕戦の富士で松川選手が1位、片岡選手が2位、高橋選手が3位とアップガレージ関係者が上位を独占してスタート。が、その後はマシンの調子もあり明暗が分かれるところとなったが、最終的には高橋選手が年間チャンピオンに輝いた。
続いて、これまでの体制は2014年で終了することと、2015年の新体制について発表があった。DRoo-Pの松岡監督からは日比野選手が同チームを卒業すること、松川選手は引き続きチームに残り、新たに古口美範選手が加わることが明らかにされた。日比野選手は新しい体制でD1に参加するとのこと。年間チャンピオンを獲得した高橋選手はクニーズのまま参戦。特別ゲストで参加した時田雅義選手も、引き続きD1参戦に向けて活動中のと報告があり、お互いの健闘を祈ってお開きとなった。
2014年度最終戦となる第6戦お台場の結果を簡単にご報告したい。初めに結果を言うと日比野選手は総合7位、松川選手は総合8位、片岡選手は総合17位だった。
このお台場では片岡選手が予選から調子良く、単走予選はすんなり通過。見どころは追走予選で、なんと松川選手と追走初対決!面白い顔合わせになったが、1本目に片岡選手が先行して思い切り飛び込んだところ1コーナーでフェンスに当たってしまいクラッシュ。ここで終わってしまった。
松川選手はこの後、追走1回戦を勝ち抜いたが2回戦で田中省巳選手に敗れベスト8で終了。一方、日比野選手はシードでスタートし、追走1回戦を勝ち上がったが2回戦で川畑選手のモンスターGT-Rと対戦。かなり善戦したがパワー差はいかんともしがたく敗退した。
お台場が終わって年間チャンピオンは高橋選手の手に。高橋選手は第2戦でランキングトップに立つと、以後1度もトップを譲ることなくチャンピオンを獲得したのだ。高橋選手、おめでとうございます。
また、お台場には昨年に続き2011年からの歴代ドリエンが大集合。それぞれのステージあり、全員でのステージありでファンを喜ばせた。それにしても14名のドリエンが一堂に会すると華やかで壮観でした。
5年間にわたりD1グランプリで活動してきたTeam UPGARAGEプロジェクトは、2014年をもって終了することとなりました。5年の間、勝利を目指して努力をしてきたドライバー、監督、メカニックの皆さん、そして熱心に応援していただいたファンの皆さんに厚く御礼申し上げます。ここでは5年間の思い出を懐かしの写真で振り返ってみました。
2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | |
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日比野哲也 | 5位 | 8位 | 5位 | 6位 | 4位 |
松川和也 | 30位 | 19位 | 7位 | 9位 | 18位 |
片岡龍也 | (D1SL) | 37位 | 28位 | 35位 | 19位 |