UP GARAGE MAGAZINE26号(2011年11月発行)より転載
カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記
今回のご登場は10月10日、大磯で開催された「オプション30周年記念キャラバン」に参加された皆川さんご夫妻。
奥さんの裕子さんがカスタマイズ派で、ご主人をこの世界に引っ張り込んだとか。
さて裕子さんのワゴンRのポイントは?
「多すぎて一言では言えないけど、まず外観はヘッドライト加工、エアロの変更、塗装をツートンにしてサイドにステッカー。エアサスを組み込んでホイールは2インチアップの16インチ…」と多彩。
クリスタルやLEDを使ったアイテムが多く、いずれも見事な仕上がり。
ヘッドライトはクリスタルでアレンジしてあるが「普通はイカリングを入れるけど、ありきたりのことはしたくなかった。クリスタルの加工は旦那に頼んだんです。毎晩、お酒を飲みながらハンダを握ってた(笑)。こういうのは器用なんですよ」。
塗装は純正色でボンネットとルーフだけを塗り分けてツートンに。もちろんオーディオもパワーアンプ2発でチャンネルを分けるなど重武装です。
まだまだ変更点は多岐にわたりますが、これらのパーツ代や加工費を加えると総額は350万円超!車両価格の約3倍になってしまったとか。
これに対してご主人和也さんのクルマの最大の特徴は、何と18系のクラウン顔にしたこと。
パッと見に目立つような目立たないような?これは「誰もやってないことをやりたくて、意表をついたカスタマイズがしたかったんです。さすがに自分じゃ無理で鈑金屋さんに頼んで取付けました」。
ホイールはレイズの18インチ。これを納めるためにフェンダーは前後とも微妙に叩き出してあるなど、こちらも裕子さんのワゴンR負けず劣らずのカスタマイズだ。
さらにクリスタルを使った装飾が目を引くが「すべてスワロフスキーです。外はクラウンマーク、内装ではインパネを中心にやってますね。このスワロフスキーだけで40万円くらい。あとはLEDの細工が得意なので、メータ類はブルーの照明に変更しました」。
また、トランク内には「ホームシアターが趣味なのでクルマにもやっちゃいました」ということで、アルパインのパワーアンプが2発、センターとフロント、リヤを分けて駆動する。
和也さんは、もともとトヨタのミドルサイズのセダンが好き。中ではヴェロッサが好きだったけど、クルマが見つからないのでマークXに。
「本来は1JZ、2JZのエンジンが好きなんですが、モデルチェンジした時にV6になってしまった」ので、エンジンはあきらめてこのクルマにしたという。
「主に通勤用ですが、妻のクルマと同じで地味に目立ってる(笑)」。確かにクラウンだと思って通り過ぎた後に「アレッ?!」てなりますね。
このお二人は、お小遣いはほとんどパーツに注ぎ込んでいるんだとか。
アップガレージも良くご利用で、地元の山梨中央店はもちろん「行ったところにお店があると寄ってしまう。で、これ使えるじゃん買っておこう」となるそうだ。
カスタムカーコンテストとオフミーティングを同時開催。会場にはこんな車が。