UP GARAGE MAGAZINE26号(2011年11月発行)より転載
積雪地帯じゃないからスタッドレスタイヤは必要ない?
都市圏に住んでいるとあまり雪の心配はしませんが、たとえば関東地方だって、時々雪が降って交通がマヒすることがあります。今年の1月にも、世間的にはセンター試験の大事な日に雪が降りましたが、慌てた方もいらっしゃるのでは?
いつ、どのような状態になるかわかりませんから、普段からしっかり備えておきたいのものです。
そこで今回はスタッドレスタイヤの基礎知識を特集しました。
朝起きたら外は真っ白、焦りますよね。クルマで試験会場まで送るつもりでも、駐車場から出ることさえできない。
また、雪の日はバスなどのダイヤも乱れがち。
こんな日にこそクルマが役立つようにスタッドレスタイヤを準備しておきましょう。
大事なお得意先へとの約束、守れないと大変です。特にクルマを使ってルートセールスをする方には死活問題ですよね。
仕事の約束は、事情はどうあれ守るのが普通のこととされていますから、日常から万一の場合に備えた準備を心がけたいものです。
ありがちなのが、クルマを買い替えたのにスタッドレスタイヤを買換えるのを忘れること。サイズが違ったり、傷んで使えないこともあります。
楽しみなスキーやスノボに行く前日になって慌てなくても良いように準備はお早めに!
スタッドレスタイヤは万一の時の保険だから、あまり高いのはどうも…、という方にはアップガレージがピッタリ!サイズもブランドも様々な中古のスタッドレスタイヤを中心に、新品まで幅広くラインナップ。予算に応じて比べて選べます。
ただし、中古として買取った品物は、売れてしまえば無くなります。なので、安く買うなら早いうちがお得。
最近のセダンやミニバンのタイヤは、純正サイズが16インチから17インチ、オプションだと18インチも珍しくありません。大径タイヤは当然高価になりますが、これだとスタッドレスタイヤにも手が出しにくいもの。
そんな時はタイヤをサイズダウンすれば、価格が抑えられるし選択肢も増えます。
またホイールごと変える場合は、インチダウンしてホイールからサイズを小さくすれば、よりお得に買うことができます。
215/60R16 → 205/65R16
205/60R15 → 195/65R15
195/60R15 → 185/65R15
タイヤサイズはタイヤ側面に表記されています。
中古品の場合は状態により大きく異なることがあります。
雪が降ったらクルマに乗らないけど、万一の時のためにという場合はチェーンやネットを装着する方法もあります。
慣れないと装着は少し面倒に感じるかも知れませんが、けっこう役にたつアイテムです。
また、スキー場に行く途中などでチェーン規制にかかる場合もあるので、スタッドレスタイヤにチェーンがあれば心強いですね。
アップガレージのチェーンは、ほとんどが未使用品。モノによっては新品の1/4以下で販売されていることも。
スタッドレスタイヤを買ったら夏タイヤの保管に困る。夏タイヤに履き換えたらスタッドレスタイヤの保管場所がない、などという時はアップガレージが買取ります。
実際に積雪地帯のお客様にはシーズンごとにアップガレージで買換えちゃうという方も。これなら保管方法や場所を心配せずにすむので合理的ですよね。
などは欲しがる方が多いので、必然的に高く売れます。
また需要のあるシーズンは、少しでも多く欲しいので買取り価格も高くなります
アップガレージでは買取り専用フリーダイヤルで概算の買取価格がわかります。大体でいいから値段を知りたい方には便利。
ただし、実物を査定していないのであくまでも概算です。
また品物の状態によっては値段が付かないこともありますので、予めご了承ください。
積雪路や凍結路を走るために開発されたスノータイヤの一種。昔あったスパイクタイヤと比べ、スパイク(=スタッド)が無いためこのように呼ばれます。
夏タイヤに比べると
(1)溝が深く(積雪路で雪を噛む)
(2)トレッド面のブロックにサイプと呼ばれる細い溝が切られている(ブロックが変形し路面を引っ掻く)
(3)またゴムは低温でも柔軟性を保つ素材で、凍結路でのグリップを向上させるために気泡を含んだゴムを使ったり、ガラス繊維やクルミの殻をゴムに混ぜ込んで引っ掻き効果をアップさせる工夫がしてあります。
しかし、万能ではないので過信は禁物です。
地域と気象条件によって異なり、また同じ地域でも交通量の差で道路ごとに変わって来ますが、一般的には気温が2度以下になると路面凍結の可能性が出てきます。
クルマによっては外気温度計があり、2度以下になると凍結注意マークが点灯したりします。
ただ、気温と路面温度は直結しないので、目安は気温7度以下で長く走ることが多くなってきた頃。雪の予報が出ると途端にお店は混雑して順番待ちになります。
早めに替えた方がスムーズですね。
スタッドレスタイヤの寿命は3年程度といわれていますが、走行距離や保管方法でも変わってきます。
トレッドの溝が50%くらいまで浅くなったり、サイドウォールにヒビが出始めたら使えません。
スタッドレスタイヤには使用限度を示すプラットフォームというサインが仕組まれているので、これで確認するのが良いでしょう。