わけありパーツって何?
アップガレージのお店に必ずあるのが「わけあり」パーツコーナー。ここには固定ファンができるくらい、面白さを知ってしまったお客様には人気なのです。なにしろ店によっては、毎朝チェックに来店されるファンがいるくらいですから。でも、まだ利用したことがないという方もたくさんいらっしゃいます。そこで「わけあり」の「わけ」がどんなものなのかをご紹介します。
一体なぜ「ワケあり」パーツが生まれるのか?これはそのときの事情やパーツの状態によっても異なりますが、まとめると大体以下のような理由に分けられます
1.純正パーツがワケあり品に
たとえば社外品のナビを取り付けるために外したオーディオ(パネルごと)などが該当します。これらは、たとえ未使用品に近い状態であっても、適合する車種が限られており一般的なパーツとしては扱いにくいためワケありコーナーに並びます。買う人が限られてくるからということでは、輸入車のパーツなどもこの理由でワケありコーナーに出ることが多いようです。
2.不揃いになってしまった品物
タイヤやホイールなどで、4本セットにならないものなどが該当。たとえば1組のホイールで何本かに大きな傷があったりすると、その分は売り物にはならないので状態の良い残りを販売します。しかし4本セットで1組の商品なのに4本揃わないため、やむなくワケありコーナーへ。本来、単品ではなく左右一対で1組とか4本で1組のセット交換が原則の商品は、ほぼ該当しそうです。
3.古い型式のパーツ
これはナビ、オーディオから始まり足回りのパーツでも、種類を問わず当てはまります。旧型や旧々型程度ならまだしも、何世代も前の型になると欲しがる人が少ないからです。でも、このような商品の中には、新品時には何十万円もした品がわずか数千円だったりと、結構なお宝が眠っているかも。
また、特にライダース店だと、旧車のバイクを直して乗るのが趣味という方には、諦めていたパーツがコロッと並んでいるから「わけあり」大好きという方が多いのです。
4.機能チェックができていない品物
純正オーディオなどもあります。パネル表面にキズはまったくなく、ほとんど新車時に外したと思われるパーツでもケーブル類が車体側に付いていることが多いため、チェックできずに「未チェック」品に。環境がないために動作チェックができず、やむなくワケありコーナーへというパターンです。また社外品ナビやオーディオなどの場合、ケーブル類が欠品のためテストができずにわけありというパターンも。
5.機能が一部不具合の品物
オーディオでCDはOKだけどMDが音飛びするとか、機能の一部が故障している場合もワケあり商品になります。この手の商品は、自分はCDが聞ければ良いと割り切って使う目的であれば、相当にお安く手に入れることができます。またお店で話を聞くと、故障したナビを数千円で買っていって自分で直して使うお客様もいるとか。選ぶ眼があり、ある程度腕に自信があればお得な買い物ができそうです。
たとえば、こんな商品が「わけあり」です
今回は4輪パーツを扱うアップガレージ店(本店、水戸店)と2輪パーツを扱うライダース店(本店、つくば店)を取材し、いまどのような商品がわけありに並んでいるのか見てきました。
本店 | ||
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水戸店 | ||
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ライダース本店 | ||
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ライダースつくば店 | ||
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ネットで探して買えます
お店に行く時間がないとか、いつもの店にはないので探す範囲を広げたいなどという場合は、アップガレージのHPでもわけあり商品を検索できます。HPの「わけあり」のタブをクリックすれば、もうわけありのページに。あてもなくお店回りをしなくても済むし、探した商品については電話で問い合わせることも可能です。
これだけはご注意ください
通常のアップガレージの商品には保証が付いています。しかしわけあり商品には、商品特性上保証が付きませんし、また返品もお受けできません。事前に良くご検討のうえご購入ください。
(注)記事中でご紹介する商品は2010年12月の取材時点の各店舗の在庫です。すでに売り切れとなっている場合もありますのでご了承ください。