ライダースカスタムバイク自慢

UP GARAGE MAGAZINE24号（2011年3月発行）より転載

アップガレージが４輪だけではないことは知っているよね。アップガレージにはライダースというバイク乗りには強い味方の専門店がある。そんな専門店に通うオーナー達も紹介しようというのがこのコーナーなのだ。

２台３台所有は当たり前
助け合いながらも個性を追求するモンキー大好き集団

11台の中から勝手に１台だけご紹介。この手の込んだカスタマイズはmidoriSSともさんのマシン。

今回は特別編としてモンキーフリークの仲良しグループのご登場。ライダース岡崎北店の常連さんである長久保さんに声をかけていただき集合。皆さんの声を集約してご紹介です

Ｑ＆Ａ

--- 皆さんが知りあったキッカケは？: モンキー繋がりで自然発生的に集まるようになった、そんな感じですね。
お店とかイベント、ネットもきっかけになってます。
で、僕らはバイクいじりも好きだけど食べるのも好きだから、どこそこにこんなお店があるから食べに行こうって、それを目的にツーリングしますね。
今日は11台だけど、イベントをやると50台以上も集まることがあるんです。
今日の集まりには特にチーム名はないんです。
森本さんは「4mini world」というチームですけど。
--- 全て個性的なカスタマイズですね？: 基本的にみんな自分でやってますよ。家族が寝静まった頃に、夜中に人目を忍んで（笑）。
できないところは仲間内で、それが得意な人にお願いする。
いろいろな職業が集まっているからそれぞれ得意分野があって、部品もワンオフで製作依頼できるし。
自分じゃ何ともならないところが相談できるとクリアになって、それでまた仲良くなっていくんです。
みんな個性的でしょう。人のを見て触発されても同じことはしない。もうひとひねりして仕上げるんです。
オリジナリティを追及するとアイデア勝負ですね。
--- アップガレージはお役に立ってますか？: パーツを売ったり買ったりで、買う方が多いかな。
アップガレージはパーツの動きが早いから、しょっちゅう来ていいものを見つけたら買う。
だから週に1回は来くるけど、１週間で商品ラインナップが変わってるところが面白い。
パーツを漁るんだけど、わけありコーナーで「何でこれがここに？」みたいなパーツもあるから宝探し感覚で楽しめる。
意外性があるというか、流用の効くパーツも多いからね。
普通の人がもう使わないようなパーツが僕らには貴重品だったりするから。
みんなそうだけど、バイクは今の状態でもまだまだ完成形じゃない。ずっと納得はしないと思う。納得したらそこで終わっちゃうから。
今日みたいに撮影してもらって掲載されると、次の機会に同じ仕様だと面白くないから、また変えるんです。
これが今年のモデルだ（笑）って。

HONDA MONKEY（2011年式）

エンジン＝空冷４ストローク単気筒
総排気量＝49cc
最高出力＝2.5kw (3.4PS) / 8500rpm
最大トルク＝3.4N・m（0.35kgf/m）/ 5000rpm
税込価格＝289,800円

国内向け初のＭＯＮＫＹは1967年に発売された。エンジンはスーパーカブに準じた49ccが搭載され、燃料漏れ防止装置の付くタンクキャップやドレンコック付きのキャブレター、ハンドルの折りたたみ機能が主な特徴。スーパーカブに次ぐロングセラーモデルであり、過去発売された車体色の種類は日本のオートバイで最も多い。ドレスアップ、チューニングの素材として現在でも人気。