D1GP デュアルファイナルのエビス第5・6戦
日比野選手は第5戦優勝!第6戦準優勝!年間ランキングは3位に浮上
マシントラブルがなければあわや2戦連続優勝?!
最初から飛ばしまくった第5戦
優勝トロフィーを掲げる日比野選手。昨年、同時優勝は経験したが単独で完全優勝は初。今年は開幕戦お台場の準優勝に次いで2度目の表彰台
すごい活躍でした!日比野選手。優勝を狙うと決めて挑んだデュアルファイナル方式の第5戦(8月7日)、6戦(8月8日)のエビス。言葉どおりに第5戦の単走から怒涛の走りを見せ快進撃。単走では審査員2名が100点を付ける走りを見せ99.96点で3位通過。
特に圧巻だったのはストレート直前の下り緩コーナー。思いっきりスピードが乗った状態で縁石を超えると、マシンは一瞬ジャンプしながらストレートに突入。そこから1コーナーに角度の大きなドリフトで進入する、その迫力!完全に頭一つ抜け出た印象でした。 単走2本目では勢い余ってコンクリート壁に右リヤをヒットしてしまったが、その走りに土屋審査員長は「レースとしては失敗、だけどカッコイイ!」と絶賛。土屋圭市賞もゲットしました。
追走でもこの走りは止まらず、1回戦は佐久間選手に勝利。2回戦はこれまで2勝3敗と分の悪い川畑選手と対戦だったが強敵を破ることに成功。準決勝は末永正雄選手との対戦で、唯一サドンデスになったが、2本目の追走で後追いの時に1コーナーからインにピッタリ食い込み勝負あり。決勝は同じダンロップの野村選手が相手だったが、やはり後追いでの切り込みがポイントとなり優勝!
決勝戦でマシントラブルが出た第6戦
翌日の第6戦も、前日の勢いのまま単走は99.90点で1位通過。これなら今日も、と期待が高まる中、追走1回戦は危なげなく勝利。2回戦は斎藤選手とサドンデスになったが、斎藤選手が日比野選手に選手に当ててしまうミスがあり手堅く走って勝ち上がり。準決勝は末永直登選手が相手で、これもサドンデスになったが、2本目に後追いでインを取り決勝進出。
ここまで順調だったが、トラブルは大一番で起こってしまった。相手はランキング1位の今村選手だけに万全の状態で戦いたいところだが、何と決勝戦が始まった途端にNOSが故障!これでパワー不足になり、今村選手のスピードには対抗できず勝負にならなかった。でも2戦して優勝、準優勝と2日間でポイントを大量にゲットし、年間ランキングは3位にジャンプアップ。最終戦の富士でも大暴れを期待してますよ!
岡山でもエビスでも大人気 日比野選手とエンジェルス
レース以外でも楽しめるイベントやサイン会など盛りだくさんのD1グランプリ。やはりユニークなキャラクターゆえ日比野選手のサイン会は大盛況で、サインと握手を求めるファンの行列は途切れることがないくらい。またアップガレージドリフトエンジェルスもファンが多く、なかにはあちこちのサーキットで顔を見かける追っかけの皆さんも大集合。
ちなみに第4戦の岡山(6月27日)のご報告をしておくと、結果は予選進出ならずでした。岡山では26日の予選から雨の幕開け。各チームともウエットに絞り込んだセッティングで仕上げていたが、何と決勝の27日は雨が上がりシード選手が単走を開始する頃には完全にドライ路面に変化。急遽ドライタイヤに替えたがギアリングまでは手が回らず、バランスを欠いたマシンで実力を発揮できずに幕を閉じた次第です。
岡山でもエビスでもやりました タイヤメーカー対抗早食い競争!
6月の岡山ではきび団子の早食いにダンロップのエース野村選手と松川選手が出場。
顔を真っ白にした野村選手の頑張りで2位!
続いて8月のエビスではスイカの早食い。
こちらは日比野選手と千咲姫ちゃんが登場し2位でフィニッシュ!
ところで2回とも1位はヨコハマタイヤで、これで開幕4連勝。
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日比野選手の迫力ある走行シーンはもちろんタイヤメーカー対抗早食い競争などおもしろコンテンツも盛りだくさん!
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6月の岡山では千咲姫ちゃんのバースディ
岡山の第4戦当日が誕生日だったのは千咲姫ちゃん。内緒でバースディケーキを準備してサプライズのお祝いです。