UP GARAGE MAGAZINE30号(2013年2月発行)より転載
ニューマシン86は他チームに先駆けて熟成が進み、日比野選手のドライブで準優勝2回!松川選手もハチロク(AE)で一ケタ台のランキングに大躍進。片岡選手は計3戦でポイント獲得など、今年も大活躍だった我がチームアップガレージの1年を振り返る。
話題のニュー86が初登場。だが日比野選手は金曜日の練習走行でバリアに突っ込みリヤを大破。一晩で直したものの、満足に走れずにぶっつけ本番だったため単走止まりに。ここでは松川選手が大活躍で初の総合4位獲得!
日比野選手、松川選手ともにマシントラブルが相次ぐが、日比野選手が単走3位と意地を見せる。片岡選手は追走に進出し、スーパーGTなどでチームメイトの谷口選手と初対決!ここはD1では先輩の谷口選手が勝利。
雨でコンディションがコロコロ変わりみんな苦戦。日比野選手、松川選手とも追走1回戦で敗退。記憶に残るのは松川選手のムーンサルト(?)。1コーナーにスピンで突っ込み、リヤからバリアに乗り上げて空中1回転ひねりで着地した!それでも総合9位はお見事。
得意なエビスで日比野選手が大活躍、ニュー86勢初の優勝かと沸いたが、残念ながら決勝で敗れ準優勝。松川選手もいいところまで行ったが熊久保選手に敗れた。片岡選手は激戦の予選を3位通過で単走へ。なにしろ元シード選手が複数いる予選なので、単走並みのレベルの高さだった。
この日は日比野選手の調子がイマイチ。が、松川選手が単走16位から、追走では高橋邦明選手、織戸学選手を破り準決勝進出。2度目の総合4位に。最近は予選を普通に通る片岡選手だが、久々に予選落ち。
見せ場の多かった記念すべき第6戦。日比野選手は単走2位と調子良く、松川選手も6位に。この二人が追走準決勝で当たりチーム対決!これは日比野選手の貫録勝ちで、この後決勝で敗れたものの2度目の準優勝。松川選手も3度目の4位入賞。片岡選手は追走に進出するが惜しくも川畑選手に敗れた。
日比野選手は年間総合5位、松川選手は7位でシードが確定
順位 | ドライバー | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 第7戦 | 合計 |
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お台場 | 鈴鹿 | オートポリス | エビス | セントレア | お台場 | ||||
1 | 熊久保信重 | 13 | 20 | 26 | 17 | 0 | 14 | 11 | 101 |
2 | 斎藤太吾 | 26 | 23 | - | - | - | 26 | 14 | 89 |
3 | 高橋邦明 | 8 | 26 | 1 | 20 | 9 | 5 | 12 | 81 |
4 | 川畑真人 | 1 | - | 23 | 9 | 26 | 20 | 1 | 80 |
5 | 日比野哲也 | 1 | 8 | 4 | 23 (2) | 11 | 23 (2) | 9 | 79 |
6 | 佐久間達也 | 14 | 0 | 17 | 3 | 20 | 1 | 17 | 72 |
7 | 松川和也 | 17 (4) | 0 | 9 | 6 | 17 (4) | 17 (4) | 6 | 72 |
8 | 末永直登 | 0 | - | 6 | 26 | 5 | 4 | 26 | 67 |
9 | 末永正雄 | 20 | 5 | 12 | 1 | 13 | 12 | 1 | 64 |
10 | 谷口信輝 | 5 | 14 | 20 | 0 | 1 | 0 | 20 | 60 |
28 | 片岡龍也 | - | 4 (14) | 0 | 1 (18) | - | 6 (12) | - | 11 |